hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

サイエンス・ロジック

The Magic of Reality (Richard Dawkins) - 「ドーキンス博士が教える[世界の秘密] 」- 282冊目

ジャンル: ロジック・サイエンス 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ 定期的に読みたくなるジャンルの一つが科学啓蒙書の類です。 ファラデーの「ロウソクの科学」を皮切りにいろいろ読んでみましたが、その中でも本作は子供向けに書かれたのでしょうか、と…

A Billion Wicked Thoughts (Ogi Ogas/Sai Goddam) - 「性欲の科学: なぜ男は「素人」に興奮し女は「男同士」に萌えるのか」- 274冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ Google検索で露わにされた、紳士淑女の秘められた性的嗜好。 1950年代のキンゼイ・レポートの昔から変わらず、この手の調査で最も難しいのはデータを集めるところ。それはそうでしょうね…

Think Again (Adam Grant) - 「発想を変える、思い込みを手放す」- 269冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ すごく分かりやすくストレートな英語で、英語の勉強にはもってこいの材料です。 ただ、TEDトークを通じてこの著者には割と興味を持っていたのですが、残念ながら読後感としてはあまり心に…

What If? (Randall Munroe) - 「ホワット イフ? : 野球のボールを光速で投げたらどうなるか?」- 268冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ ひと昔前に柳田理科雄さんの「空想科学読本」という本がベストセラーになりました。 ウルトラマンをはじめ空想SFの世界を科学者の目で大真面目に考察・検証するというものです。 例えば、…

Mate (Tucker Max / Geoffrey Miller) -「モテるために必要なことはすべてダーウィンが教えてくれた」- 266冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ 面白い! 恋愛指南書と思いきや、結構、人としてどう生きるべきか等の確信を突いてます。 恋愛工学で言うところの浅い引っ掛けテクニックはお呼びでない。人に好感を持ってもらえるコツを…

How Not to Be Wrong (Jordan Ellenberg) - 「データを正しく見るための数学的思考」- 264冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ うーん、取っ掛かりは読みやすい本かと思いましたが、やっぱり難しかったですね。 数学の基礎知識が無い状態で英語で読むのは難易度が爆上がりで、完全に着いていけず… 少なくともブルー…

How to Lie with Statistics (Darrell Huff) - 「統計でウソをつく方法」- 244冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ それほど目新しい話はありませんでした。ビル・ゲイツのオススメ本の一つなので手にしましたが、かなり古い本なので扱っている事例がピンと来ないのです。出版された1950年代当時は斬新な…

Our Final Invention (James Barrat) - 「人工知能 人類最悪にして最後の発明」- 241冊目 

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ AI(人工知能)の台頭に対して述べた本は世にあまたありますが、本作はかなり悲観的な予想に寄っている本です。 邦題も「人工知能 - 人類最悪にして最後の発明」。「最悪」は分かるにしても…

The Chemical History of a Candle (Michael Faraday) - 「ロウソクの科学」- 224冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ 深夜、眠れないことが多く、夜の2時ぐらいに本を読むことがあります。 物音ひとつしない静かな暗闇の中で、布団の中でキンドルを手にして古典とも言える本を読む。 何か濃密な時間が過ぎ…

Big Bang (Simon Singh) - 「ビッグバン宇宙論」- 206冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ サイモン・シン 科学啓蒙書シリーズ3作目は「Big Bang」です。 本当に彼の著作にはハズレがありません。 天文学の歴史を紐解きつつ、教科書のように単に知識を並べるのではなく、「なぜそ…

The Origin of Species (Charles Darwin) - 「種の起源」- 204冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 小さい頃好きだった古いアニメに「メルモちゃん」というのがありました。 手塚治虫先生による名作です。 幼い女の子メルモちゃんが赤色と青色の不思議なキャンディを舐めることで、一気に…

The Pleasure of Finding Things Out (Richard P. Feynman) - 「聞かせてよ、ファインマンさん」- 201冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ ファインマンさんを取り上げるのは、もう何冊目になりますか… 今回はエッセイ集です。 講演、インタビューを元にまとめたもの。随分と読みやすいと感じました。 ただほかの本に書かれてい…

The Code Book (Simon Singh) - 「暗号解読」- 199冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆うーん、安定の面白さ! サイモン・シンの科学面白本第2弾は「The Code Book」です。 サイモン・シンの著作が比類なく素晴らしい点は、どの著作も専門知識のないシロートさんに対しても知的…

Fermat’s Last Theorem (Simon Singh) - 「フェルマーの最終定理」- 197冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★★ 数学本を読んで鳥肌が立つことがあろうとは… 本作、最初に出会ったのは邦訳の方なのですが驚愕の面白さでした。 文句ナシの目ウロコ本。上質のミステリーのようです。 Malcom Gladwellの…

The Meaning of It All ( Richard P. Feynman) - 「科学は不確かだ!」- 195冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ 「さーて、今回のファインマンさんは…」 ワシントン州立大学で3夜に渡って行った記念講演をまとめたものです。 没後10年ほどしてから発刊されました。 科学に対する考え方・姿勢や社会と…

Cosmos (Carl Sagan) - 「コスモス」- 192冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度:★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ コーネル大学教授カール・セーガン博士による1980年代に放映された同名のTVシリーズが有名。 日本でも一大ブームを巻き起こしました。 博士はもう亡くなられましたが当時はNASAとの協力の…

The Prism and the Pendulum (Robert Crease) - 「世界でもっとも美しい10の科学実験」- 186冊目

ジャンル:サイエンス・ロジック 英語難易度:★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 邦題が「世界でもっとも美しい10の科学実験」。 うまい、うま過ぎる! (風が語りかけます。 って、誰も知らんか…) このタイトル見ただけで読みたくなります。 元々この原書を手にしたのはこ…

The Carl Rogers Reader (Carl Rogers) - 「ロジャーズ選集」- 182冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 臨床心理学の専門書、デデーン! と、仰々しく上げましたが、正直言ってちょっと専門的に過ぎました。 僕には難しかったようです。(1989年発刊) カール・ロジャーズ氏。 「プロカウンセラ…

Genius - The Life and Science of Richard Feynman (James Gleick) - 178冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 「ファインマンさんシリーズ」の大ファンであるがゆえ、このような本も読みました。 彼の伝記です。 ある程度、量子電磁力学など物理学についての知識がないと少ししんどいかもしれません…

An Inconvenient Truth (Al Gore) - 「不都合な真実」- 174冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 写真がいっぱい。パンフレットのようにカラフルな本です。 元々のオリジナルは映画作品。 民主党のクリントン政権で副大統領を務めたアル・ゴアが手掛けた(主演した)ドキュメンタリー映…

Super Crunchers (Ian Ayers) - 「その数学が戦略を決める」- 170冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 統計計算により戦略を決める。 今でこそこの手の本はたくさん出版され本屋でもよく見かけますが、この本が出版された2008年当時はビッグデータ・データマイニングという言葉が注目されは…

Predictably Irrational (Dan Ariely) - 「予想どおりに不合理」 - 166冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 日本でもブームになった行動経済学オモシロ本の先駆けになりました。とても読みやすい。 昔の経済学の教科書では、「経済人=経済的合理性に基づいて個人主義的に行動する人間(homo econom…

Blondie 24 (David B. Fogel) - 162冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ ブロンディといっても「夢見るNo.1」を歌うわけではありません。 何年か前、近くの図書館の処分本コーナー(ご自由にお持ち帰り下さいってやつ)に入っていた本。 洋書を持って帰る人はあ…

Grit (Angela Duckworth) - 「GRIT - やり抜く力」- 160冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 「GRIT」とは「歯を食いしばって頑張る」という意味だそうですね。 すべての活動は究極のゴールのための中間目標ととらえて、限られたリソースを本当にやりたい事に集中させるという方法…

Talent Is Overrated (Geoff Colvin) - 「究極の鍛錬」- 158冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 原タイトルの直訳は「才能は過大視されている」。 邦題「究極の鍛錬」よりも、はるかに本書の要点を伝えていると感じました。 目を見張るような結果を出す人たちに対して、「あの人たちは…

How to Solve It (George Polya) - 「いかにして問題をとくか」- 154冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆どーも。 数学の雰囲気には憧れるが、まったくベースとなる知識のない僕です。 さて、今回は名著との誉も高いG. ポリアの「How to Solve It (いかにして問題をとくか)」です。 元々は数学…

Asimov's New Guide to Science (Issac Asimov) - 150冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ かなり分厚い。 なんと900頁近くもあります。 しかしこのジャンルにはまったくの門外漢である僕でも、物理学や生化学に関する全般的な歴史や知識について楽しんで読むことができました。 …

A Brief History of Time (Stephen Hawking) - 「ホーキング、宇宙を語る : ビッグバンからブラックホールまで」- 146冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 邦題「ホーキング、宇宙を語る: ビッグバンからブラックホールまで」 一般読者への科学啓蒙書ということでベストセラーにもなったそうですが、ぼくにはけっこう難しかったですね。 (1988…

The Tipping Point (Malcolm Gladwell) - 「ティッピング・ポイント - いかにして小さな変化が大きな変化を生み出すか」 - 142冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ マルコム・グラッドウェル 安定の面白さ。 「いかにして小さな変化が大きな変化を生み出すか」という邦題の副タイトルが付けられています。 ほんの些細なきっかけが世界的なブレイクや流…

The Brain and Emotional Intelligence (Daniel Goldman) - 138冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 著者Daniel Goleman と「Thinking Fast & Slow」のDaniel Kahnemanとを、よくごっちゃにしてしまいます。名前は似ているけど別。 タイトルにあるEmotional intelligence は本来ならEIとで…