hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

The Lord of the Rings- the Fellowship of the Ring (J. R. R. Tolkien)「指輪物語 - 旅の仲間」- 257冊目

ジャンル: 小説 (ファンタジー) 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★☆☆☆ いやー、危なかった。 最初の章は読んでても辛くてワケがわかりませんでした。 前もって前日譚(「ホビットの冒険」- 191冊目)を読んでいたから良かったものの、何の前知識もない状態だと、…

振り返り!!! 2021年 & 2020年に感想を書いた洋書リスト

今年もあとわずかですね。ここのところのゆっくりスピードだと年内もう一冊は無理そうなので、まとめて感想をリストにしました。 (ここ2年程、仕事がバタバタでなかなかじっくりと読めていませんが、亀スピードで細く長く読んでいきたいと思います)本の神様…

Capital in the Twenty-first Century (Thomas Piketty) - 「21世紀の資本」- 256冊目

ジャンル: 経済・ビジネス 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ これはもう経済学の衣をまとった投資啓蒙書でしょ、ハッキリと書かれてはいませんが。「どんどん種銭を増やしてから投資をすると、働いて稼ぐのとは比べ物にならないぐらい資産は加速度をつけな…

The Talented Mr. Ripley (Patricia Highsmith) - 「太陽がいっぱい」- 255冊目

ジャンル: 小説 (推理・ミステリー) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 先日、ヒッチコック監督の「見知らぬ乗客」という古い洋画を観ました。 列車の中で偶然知り合ったサイコパス男の勝手な思い込みで交換殺人計画に巻き込まれてしまうプロテニスプレーヤ…

The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy (Douglas Adams) - 「銀河ヒッチハイクガイド」- 254冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ うーん、分からない、残念だけど。 読了後に邦訳本の評価感想を見てみましたが、かなりの高評価でしたが、なぜにここまで評価されているのか分かりませんでした。 ストーリーは追いかけられます。が、…

Never Let Me Go (Kazuo Ishiguro) - 「わたしを離さないで」 - 253冊目

ジャンル: 小説 (現代) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 藤子・F・不二雄の異色SF短編集の一つで「ミノタウロスの皿」というマンガがあります。 宇宙旅行で遭難しある惑星に不時着した男。その星では支配種族が地球上でのウシにそっくりであり、一方、食…

On Writing (Stephen King) - 「書くことについて」- 252冊目

ジャンル: ノンフィクション(自伝) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ ホラー小説の巨匠、スティーブン・キングによる「作家になるには」的な小説作法読本、と思いきや実は単純な文章読本ではありませんでした。 本作の前半部分は妻タビィに捧げる「愛の物…

Surprise Party (William Katz) - 「恐怖の誕生パーティー」- 251冊目

ジャンル: 小説(推理) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ 読後感あちゃーのイヤミスとして、純粋にハラハラドキドキを楽しむ話。心臓に良くない。 ずいぶん前に翻訳本「恐怖の誕生パーティー」として読んだのですが、ページをめくる手が止まらなかった事を…

Winning the Loser’s Game (Charles D. Ellis) - 「敗者のゲーム」- 250冊目

ジャンル: 投資・マネー 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 投資指南書では王道本です。 長々と書き連ねてあり同じことの繰り返しがちょっと多いです。 まあ一言で言うと「投資するならインデックス一択、赤子泣いても蓋取るな!」ピリオド。 Malkielの「Ran…

Exhalation (Ted Chiang) - 「息吹」 - 249冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ 私の長女はかなりの読書家で私の読書の師匠筋にあたります。 で、彼女が読んで面白かった本を定期的に私に勧めてくれるのですが、何せスゴいスピードで読んでおり(いつもカバンにパンパンに本を詰めて…

100 Tricks to Appear Smart in Meetings (Sarah Cooper) - 「会議でスマートに見せる100の方法」- 248冊目

ジャンル: その他 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ 「地獄のミサワ」のキャラクターみたいなのがいっぱい。 むかし流行ったホイチョイの「見栄講座」みたいなバカバカしさですが、ちょっと仕事で疲れてくると、こんな他愛もない本が沁みてくるんですよね…

Digital Gold (Nathaniel Popper) - 「デジタル・ゴールド」- 247冊目

ジャンル: 経済・ビジネス 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ つい先日、イーロン・マスク率いるテスラが、今までテスラ車販売の代金として受け付けていたビットコインの取引を急に停止したというニュースがありました。 このおかげでビットコインの相場は…

The Remains of the Day (Kazuo Ishiguro) - 「日の名残り」- 246冊目

ジャンル: 小説(現代) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 映画が好きで昔はよく池袋の文芸座に通い、オールナイト三本立てなんかを観ていたりしていました。 映画の幕間いのあのちょっと独特のわびしいけど懐かしい感じが良いんですよね。 次の映写が始まる…

Outlander  (Dianna Gabaldon) - 「アウトランダー :  時の旅人クレア」-  245冊目

ジャンル: 小説(ロマンス) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ いやー、良かったー。 えっ、何がって? もうロマンチックの嵐に感動です。しかしながら、本作は単なる大甘ハーレクイン的てんこ盛りラブロマンスではありません。 もちろんお約束のホットなシ…

How to Lie with Statistics (Darrell Huff) - 「統計でウソをつく方法」- 244冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★☆☆☆ それほど目新しい話はありませんでした。ビル・ゲイツのオススメ本の一つなので手にしましたが、かなり古い本なので扱っている事例がピンと来ないのです。出版された1950年代当時は斬新な…

Tap Dancing to Work (Carol J. Loomis ) - 「伝説の投資家バフェットの教え」- 243冊目

ジャンル: 投資・マネー 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ コロナ禍に入って間もない頃、株価が暴落してブラックスワンだなんだと大騒ぎになりましたが、ここのところはコロナからの脱却を見据えてでしょうか、グッと株価が上がり調子です。 ちょっとバブ…

The Three-Body Problem (Cixin Liu) - 「三体」- 242冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ ついに読みましたー、「三体」。 娘からの一推しオススメ本でしたが、評判に違わぬ面白さ。引き込まれました!! 思ったよりも英語も読みやすく物理学用語の細かいところを気にしなければ、グイグイ来る…

Our Final Invention (James Barrat) - 「人工知能 人類最悪にして最後の発明」- 241冊目 

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ AI(人工知能)の台頭に対して述べた本は世にあまたありますが、本作はかなり悲観的な予想に寄っている本です。 邦題も「人工知能 - 人類最悪にして最後の発明」。「最悪」は分かるにしても…

Business Adventures (John Brooks) - 「人と企業はどこで間違えるのか?」- 240冊目

ジャンル: 経済・ビジネス 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ ちょっと仕事の方がここ一年ほど立て込んでいて、ずっと本を手に取る余裕がありませんでした。 (と言いながら、息抜きに映画は観てましたけどね) 本書を読み終わるにも随分時間がかかりましたが…

All Clear (Connie Willis) - 「オールクリア」- 239冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ ふーっ、やっと読み終わりました。 この長いストーリーの前半にあたる「Blackout 」(238冊目)を含めると全部で1400ページ超! 途中で何度リタイヤしようと思ったことか。 後半の章である本作の二割ぐ…

Blackout (Connie Willis) - 「ブラックアウト」- 238冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ やっと読み終わりました。うーん、長い。 ページにして600ページ超え! (Kindleだけどね) そして恐ろしいことに(というか嬉しいことに)、この作品は全ストーリーの前半部分だけだったという事実なので…

Sapiens (Yuval Noah Harari) -「サピエンス全史」- 237冊目

ジャンル: ノンフィクション 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ 皆さま、2020年、明けましておめでとうございます。(すでに松の内も取れて、明け過ぎちゃっていますが気にしない…) 年明けの1冊目は以前から興味がありながら、どうも難しそうでなかなか手を…

振り返り!!! 2019年に感想を書いた洋書リスト

2019年も終わりですね。 今年書いた感想のまとめです。 (仕事に忙殺されて、わずか14冊でした。 年々、減ってるし。。)本の神様! 来年もオモシロ本に出合えますように。 それでは皆様、良いお年を! (基本はKindleの洋書版で読んでいますが、邦訳が出版…

Too Big To Fail (Andrew Ross Sorkin) - 「リーマン・ショック・コンフィデンシャル」- 236冊目

ジャンル: 経済・ビジネス 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ ハー、めっちゃ分厚い。 登場人物があまりにも多くて、ちょっとした神経衰弱でした。 しかしながら、めっちゃ読み応えがあります。 うん、面白かった。 邦題は「リーマン・ショック・コンフィデ…

Absent in the Spring (Agatha Christie) - 「春にして君を離れ」- 235冊目

ジャンル: ミステリー 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 邦題が美しい小説です。 原題の”Absent in the Spring”とはシェイクスピアのソネットの一節だそうですが、このタイトルの邦訳は翻訳者の方のセンスでしょうか。 以前にも書きましたが、「たったひと…

On Reading and Books (Arthur Schopenhauer) - 「読書について」- 234冊目

ジャンル: 哲学 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ むかーし、「目がつぶれるほど本が読みたい」っていうキャッチコピーがありました。 角川書店が文庫販促キャンペーンで使っていたものです。 このフレーズ、元はこの角川書店の創業者である角川源義の若き…

The Lean Startup (Eric Ries) - 「リーンスタートアップ」- 233冊目

ジャンル: 経済・ビジネス 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ 本作を解説するセミナーの講師がいたら、こんな感じなんでしょうか。 「はい。というわけでですね。 本作のポイントを一言で言いますよ。今日はこれだけ覚えて帰ってくださいねー。 いいですか…

The Blue Castle (Lucy M. Montgomery) - 「青い城」- 232冊目

ジャンル: 小説 (古典) 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★★☆「バカヤロー!」っていうオムニバスの邦画が昔ありました。仕事や人間関係で閉塞感にヘキエキしてどうしようもなくなっている主人公たちがガマンにガマンを重ねた後についに爆発するというコメディ…

Factfulness (Hans Rosling) - 「ファクトフルネス」- 231冊目

ジャンル: ノンフィクション 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆「人は自分が見たいように見る」 かなりの意訳らしいですが、カエサルの言葉です。 本来は客観的であるはずの事実に対して、人はそれぞれが自分の考え方に合うように解釈(曲解)して判断すると…

First Steps in SAP Controlling (CO) (Ashish Sampat) - 230冊目

ジャンル: ビジネス・経済 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★☆☆☆ 今回はERP(基幹系の統合情報システム)導入の勉強の為に、業務上必要になって読んだ本です。 備忘記録の為にここに書いているだけなもんで、特に感想という程のものはありません。 ただ、この手…