hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

The Shining (Stephen King) - 「シャイニング」- 22

ジャンル: 小説(ホラー)
英語難易度: ★★★
オススメ度: ★★★☆☆

   ホラーの名作古典。(1977年発刊) 映画も有名だが原作もすばらしいとの事でチャレンジ。  面白いが少し英文が手強かった…  キングはベストセラーも多くオススメされる事が多いようだが、意外に英文が難しい。

(一部ネタバレあり)

  コロラド山中のリゾートホテルが舞台。 このホテルは夏だけ営業して冬は豪雪のため管理人のみ残して閉じられる。 シーズンオフの間の住込み管理人として元作家のジャックが新しく雇われて、奥さんと息子ダニーの三人で移り住む。 が、そこは呪われたホテルだった。ジャックの家族以外には誰もいないホテルで怪奇現象が続く。  徐々に狂気に取り憑かれるジャック…


● 最後のジャックとダニーとのシーンもいいが、個人的にはハロラン(ホテルの雇われじいちゃんコック)と少年ダニーとの能力者(テレパス?  この不思議な力をシャイニングと呼んでいる)同士の言葉にしなくても分かり合えるところがいいね。 特に、先に山を降りていたハロランが、ダニーからテレパシーのSOS信号を受け取り、彼を助けるためにホテルに戻ろうとする雪山のシーン。悪戦苦闘のハロランは通りがかりの気のいいおじさんドライバーと出会う。 凍傷になりそうなハロランに手袋を貸してくれて「お礼なんかはいい。女房が作ったお気に入りの手袋なんで、後で送ってくれればいい。住所と名前は手袋に縫いこんであるからさ」いいシーンだ。(ここのハロランは脳内ではなぜかモーガンフリーマンが演じてる)

● 庭の植木でできた動物(ライオン型に刈り込んだのとか)が襲ってくるシーンは怖かった。「まさか動かないよな」とビビってると、だるまさんが転んだ状態で少しずつにじり寄ってくる所とか。


  他のキングのオススメとしてはダントツで 「Rita Hayworth and Shawshank Redemption 」がイイ!   ホラーじゃないけど何度も読み返した名作だ。映画も良かった!

The Shining

The Shining

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