hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

The Return of Sherlock Holmes (Arthur Conan Doyle) - 「シャーロック・ホームズの帰還」- 59冊目

ジャンル: 小説(推理)
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★☆☆

1905年発刊。 一度は執筆に嫌気がさしてホームズを葬ったものの、破格の大金を積まれて名探偵を復活させたドイル。  同じ様にシリーズを書き続けるのに嫌気がさしたモンゴメリの「赤毛のアン」シリーズでは、終盤の「アンの娘リラ」辺りでどんどん暗くなり、読んでいて辛くなったものだが、このホームズの方はそれほど作風は変わらなかった。 ホームズの魅力も失われていない。 ところで「バリツ」って何? 柔道? 

メモポイント

「踊る人形」のホームズによる暗号解読のシーン。 もっとも多く使われるアルファベットがEだから、と展開していく推理の過程は面白い。 サイモン・シンの著書に「暗号解読」っていうのがあるが、そこでも同じ様な解読ステップが紹介されていた。 解読技術の基本的な手法らしい。

  • the solution was easy enough. The first message submitted to me was so short that it was impossible for me to do more than to say, with some confidence, that the symbol 〇〇(ここにくさび形の人形の絵が入る) stood for E. As you are aware, E is the most common letter in the English alphabet, and it predominates to so marked an extent that even in a short sentence one would expect to find it most often.

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