hearthのお気楽洋書ブログ

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Shawshank Redemption (Frank Darabont) - 「ショーシャンクの空に」- 205冊目

ジャンル: その他
英語難易度: ★☆☆
オススメ度: ★★★☆☆

先日は原作の方の「Rita Hayworth and Shawshank Redemptions (刑務所のリタ・ヘイワース) 」(200冊目)を紹介しましたが、今回は映画の方を。 大ファンなので脚本を買ってしまいました。 ティム・ロビンスが主人公アンディ・デュフレーンを演じました。
(2004年発刊)


この映画、名作の誉れ高くご覧になった方も多いかと思います。 敢えて付け足すコメントはありませんが、原作になくて映画のみ出てくる好きなシーンがあります。



● 囚人の身でありながら、執念の「啓蒙活動」により、刑務所内に図書室を作ったアンディ。 寄付として刑務所に送られてきた物品の中にモーツァルトのレコードを見つけます。 放送室に立てこもって鍵をかけ「フィガロの結婚」を大音響で流すシーン。 美しい音楽に長く触れていない囚人たちはしばし立ち止まって、虜囚の身である事を忘れて耳を傾けます。 放送室の外から「ドアを開けろ」と看守がドンドンとドアを叩くのも無視。 それどころか更にボリュームをあげる。 囚われの身なのに囚われていない、このフリーダム。 ホントすごい! 当然、指示を無視した規則違反なので懲罰用の独房に入れられるのですが、連行されるアンディの満足そうな笑顔が忘れられません。
それから原作ではレッドを演じたのは黒人の名優モーガン・フリーマンでしたが、原作のレッドは白人(アイルランド系)で、赤毛だからレッドというあだ名が付いていたかと記憶してます。


● レッドがアンディと再会するために約束の地「ジワタネホ」に向かう海沿いの道を走るバス、そして浜辺でのラストシーン。もう観るしかない!



ちなみにタイトルのレデンプションは、直訳すると「(ションシャンク刑務所での)罪の償い」との意味ですが、レデンプションは会計用語で「償還」の意味もあります。社債の償還、貸した金はキッチリ返してもらうぜ、落とし前はつけてもらうぜ、というダブルミーニングになっているとのこと。

なるほどなるほど。

Shawshank Redemption: The Shooting Script

Shawshank Redemption: The Shooting Script

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