ジャンル: その他
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★☆☆☆
最近、ビートルズのトリビュートバンドに凝っています。 "Fab Four"と"1964 the Tribute" 。 数多あるコピーバンドの域を超えています。 とてつもなく素晴らしい。 特にFab Four のジョン・レノン担当のRon McNeilの少ししゃがれた哀愁に満ちた声がそっくり。( ルックスは少し頂けませんが) 彼の歌う"That Boy", "Mr. Moonlight "は最高!! 他にも"It's only love"と"Yes, it is" が大好きでオススメなのですが、ジョン自身が語る曲の解説によると、これらの曲は「安っぽいから」とあまり気に入ってなかったそうですね。
さて本書のこと。 邦題は「ビートルズ全曲解説」と付けられています。 原題は「Tell Me Why」。(2002年発刊) 言わずと知れたビートルズ初期の名曲のタイトルです。 アーティストのことを全て知りたいと思う大ファンであれば、このような曲の解説本はとても魅力があります。
この本はトリビア満載でボリュームがあり読み応えはあるのですが、やはりご本人による曲のコメントの臨場感にはかないません。なにせ曲を書いた当の本人がそう解釈しているんですから。 というわけで、曲の解説については僕としては以前に感想を書いた「John Lennon and Yoko Ono: The Playboy Interview」 (感想は50冊目)に軍配を上げたいと思います。
(別に誰も勝負していないんでしょうけど。)
Tell Me Why: The Beatles: Album By Album, Song By Song, The Sixties And After
- 作者: Tim Riley
- 出版社/メーカー: Da Capo Press
- 発売日: 2002/05/30
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
にほんブログ村