hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

Asimov's New Guide to Science (Issac Asimov) - 150冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★☆☆

かなり分厚い。 なんと900頁近くもあります。 しかしこのジャンルにはまったくの門外漢である僕でも、物理学や生化学に関する全般的な歴史や知識について楽しんで読むことができました。 何よりも読者に分かりやすいように噛み砕いて書いてくれているところがいい!! この知識の広範さ、さすがSF小説界の巨人です。(1993年発刊)

本書が書かれたのが少し昔なので、最新の科学情報が反映されていません。 がしかし、理系じゃないけどいろんな科学系統の洋書を読みたいという方には、事前にこれを一冊読んでおくのはホントにオススメです。 どのページからでも読むことができますが、一応順番に読んでいった方がよいでしょう。 物理学関連のパートでは、宇宙論から始まって太陽系、地球を経て分子構造へと流れる構成で、大きな俯瞰からミクロへと焦点を絞るような 構成になっています。 一冊ガンバって読みきれば、かなりの量の科学系基礎英単語を身につけることができますよ。他の科学系の本を読むときにずいぶん楽になりました。

アシモフと言えば、昔のテレビ番組「トリビアの泉」のオープニングで、「人間は無用な知識の数が増えることで快感を感じることのできる唯一の動物である」というアシモフ(とされる人)の言葉を引用していました。 しかし、実はアシモフはそんなこと言ってなかったそうです。(バートランド・ラッセルの言葉だったとの説あり)

「えーっと、これってトリビアになりますかね?」

Asimov's New Guide to Science

Asimov's New Guide to Science

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