hearthのお気楽洋書多読ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (Twitter: @hearth2016)

Anne’s House of Dreams (L.M. Montgomery) - 「アンの夢の家」- 183冊目

ジャンル:小説(児童)
英語難易度:★★☆
オススメ度:★★★★☆

いよいよアン・ブックス5冊目ー!

若き医者となったギルバートとアンが晴れて結婚して新婚生活を始めるところからお話はスタートします。
辛い経験を経ながらも子供に恵まれ成長していく過程を通じて、新妻のアンはシリーズ初期のはっちゃけ少女から一人の女性としてまた母として成長していくストーリーが繰り広げられます。

で、何といってもこの本の一番の読みどころは新妻アンの隣人であり友人になる薄幸の美女レスリー(Leslie)と好男子オーウェン(Owen)のラブストーリーでしょう。 レスリーはその生い立ちから不幸の連続でした。 結婚はしているのですが、彼女の夫はかつてはDVを振るい続け、現在は事故が元で記憶喪失となっています。 赤子の様に身の回りの事さえも何もできなくなった夫の世話をレスリーは10年以上も続けていました。 一方のオーウェン。 偶然にアヴォンリーを訪れた流行作家です。あるきっかけが元でレスリーの家に下宿することになりました。 彼は一目レスリーを見たとたん夢中になり恋に落ちてしまいます。 レスリーオーウェンに魅せられるのですが、いかに記憶を失っているとはいえ、夫のある身でオーウェンの胸に飛び込む事はできません。 オーウェンにとって辛い恋が続きます。そんな中、 最新の医療技術の研究に余念の無いギルバートは、手術をすればレスリー夫の記憶喪失が治る可能性があることに気づきます。一方、妻のアンは、記憶が戻るという事は元のDV夫に戻るだけであり友人のレスリーを更に苦しめる結果になってしまう事を恐れ、赤子の様とはいえ害を為さない今のレスリー夫のままがいいと主張します。 意見の衝突にアン夫妻の関係もギクシャクする中、事態は驚きの展開に…

少女小説だと思っていたら、これはもうメロドラマの世界、言わば濡れ場のないハーレクイン・ロマンスの域に達しています!(1917年発刊)


メモ

ギルバートとアンの結婚式に大勢の友人達がグリーン・ゲイブルズに集まってくれました。 まさにオールスター同窓会状態! アン・ファン・テリブルには嬉しいシーンです。

● 準備に忙しい結婚式の前日、祝福に訪れた多くの友人達の輪からアンはそっと抜け出しました。 そして幼いアンを引き取り、実の娘の様に育ててくれた愛するマシューおじさんのお墓のある小高い丘に向かいます。 そして花を手向けて語りかけます。

「マシューおじさんが生きていたら明日の式をどんなに喜んでくれたかしら。 でも今もきっとおじさんは天国でとても喜んでくれているはず。亡くなった人を忘れない人達がいる限り、その人は心の中で生き続けるの。 そして私はおじさんのことを決して忘れない。」

That evening Green Gables hummed with preparations for the following day; but in the twilight Anne slipped away. She had a little pilgrimage to make on this last day of her girlhood and she must make it alone. She went to Matthew's grave, in the little poplar-shaded Avonlea graveyard, and there kept a silent tryst with old memories and immortal loves.
"How glad Matthew would be tomorrow if he were here," she whispered. "But I believe he does know and is glad of it—somewhere else. I've read somewhere that 'our dead are never dead until we have forgotten them.' Matthew will never be dead to me, for I can never forget him."


● 婚約指輪に真珠を望んだアンにギルバートは語りかけます。

「ダイヤじゃなくて真珠で良かったのかい? 真珠は涙に繋がるっていうけど」

「悲しい時だけじゃなくて嬉しい時にも涙はつきものよ。 私の今までに最高に幸せだった瞬間はいつも涙と共にあったの。 孤児だった私にマリラがグリーン・ゲイブルズで暮らしていいよ、と言ってくれた時。 マシューおじさんが(パフ付きの)可愛いドレスを初めて買ってくれた時。 そしてあなた(ギルバート)が高熱の死の淵から帰ってきてくれた時。 だから涙とともにある真珠が私達の誓いの指輪に一番ふさわしいと思うの。 喜びも悲しみもすべて受け入れるつもりよ。」


"But pearls are for tears, the old legend says," Gilbert had objected. "I'm not afraid of that. And tears can be happy as well as sad. My very happiest moments have been when I had tears in my eyes—when Marilla told me I might stay at Green Gables—when Matthew gave me the first pretty dress I ever had—when I heard that you were going to recover from the fever. So give me pearls for our troth ring, Gilbert, and I'll willingly accept the sorrow of life with its joy."


ところで、話は少しそれますが。

アン・シリーズ一作目の邦題は村岡花子氏の命名の「赤毛のアン」ですね。 原題に忠実な訳であれば「緑の切妻屋根の家のアン」。 随分とイメージが異なります。 アンの赤い髪が強く印象に残りますが、髪の色が重要な伏線になる作品で、大好きな名作がもう一つあります。 たんぽぽ色の髪をした少女の物語。 ご存知の方も多いでしょう。
Robert Youngの「The Dandelion Girl (たんぽぽ娘)」です。(11冊目に感想)
ホントに何度も読み返しました。 こちらは短編ですが「名作」、雨の中を思わず駆け出したくなる程のオススメです。 未読の方はぜひ!

Anne's House of Dreams

Anne's House of Dreams

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The Carl Rogers Reader (Carl Rogers) - 「ロジャーズ選集」- 182冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック
英語難易度: ★★★
オススメ度: ★★★☆☆

臨床心理学の専門書、デデーン! と、仰々しく上げましたが、正直言ってちょっと専門的に過ぎました。 僕には難しかったようです。(1989年発刊)

カール・ロジャーズ氏。 「プロカウンセラーの聞く技術」の著者、東山紘久さんのお師匠さんだそうです。 アメリカの著名な臨床心理学者でカウンセリングの手法を確立したエライ人。 東山さんの「聞く技術」があまりにも腹落ちする良書だったのでお師匠さんの本はどんなんかなーと思い手にした本です。 「聞くこと」は受け身ではなく「話すこと」よりも遥かに能動的であり難しいということ、それから人というものは基本的に自ら良くなろうとする何物かが元来備わっているもの、そのように言われている様に感じました。 対象者を「患者」と呼ばず「クライアント」と呼んだのも彼が最初だそうです。 人への信頼がロジャーズ氏のベースにあるように思います。


カウンセラーがクライアントの話を聞く際に重要なポイントがあるそうです。 それは相手の話に誠実に耳を傾ける事は大事だが自身の感情や考え方のフィルターを通さずにそのままを受け容れるという事。 また東山さんの「聞く技術」の本の話になりますが、印象に残った一節を書いておきます。 人の意見が自分の意見と異なるからといって話を拒絶してしまうケースがありますが、他人の意見は他人のもの。必ずしも自身の意見と一致させる必要はなく、それが元で負の感情を持つ必要もありません。これはカウンセリングでなくとも普通の会話にも当てはまる真理だと思いました。

● 「たとえば 、話し手 A氏が 「自分はジャムパンが好きだ 」と言ったとしましょう 。聞き手のあなたは 、 「この人はジャムパンが好きなのだ 」と聞きます 。これは 、あなた自身がジャムパンを好きかどうかは関係ないのです 。あなたはジャムパンが好きでなくても 、 A氏がジャムパンを好きだということは肯定できるでしょう 。相手が 「ジャムパンが好きなこと 」を否定する必要はありません 。じつにあたり前のことなのです。
(略)

気をつけたいのは 、聞き手はうわべだけを聞いておけばよい 、というのではありません 。ぐちを自分の心の中に入れないことです 。自分自身の気持ちとそのぐちを関係させないこと 、そしてぐちの対象になっている人をかばわないことです 。そして何より親身になって聞いてあげることが大切です 。ぐちの聞き方は避雷針と同じです 。自分にぐちを積極的に落としてもらうのです 。そして自分の心のなかにためこまず 、そのまま地中へと吸収させるのです 。」

「聞く」ことはまさに能動的な技術なんだー、と思いを深くした今日この頃でございます。(枝雀寄席風に)

Carl Rogers Reader (Psychology/self-help)

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振り返り 第二弾!!! - 2017年に感想を書いた洋書リスト

今年も自分の整理用に、2017年に感想を書いた洋書を振り返ってリストにしてみました。

98冊目から180冊目まで82冊。  少しビジネス書が多かったようです。 去年の今頃はもっと小説を読みたいと思っていたのですが…

今年もオモシロ本に出会えますように。

(基本はKindleの洋書版で読んでいますが、一部、紙の本も混ざっています。 邦訳が出版されているものは邦題も書きました。)



98. If the Universe is Teeming with Aliens…WHERE IS EVRYBODY?
(Stephen Webb)
広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由 - フェルミパラドックス
hearthlife.hatenablog.com


99. Sway
(Ori Brafman)
不合理な意思決定にひそむスウェイの法則
hearthlife.hatenablog.com


100. Sense of Wonder
(Rachel Carson)
センス・オブ・ワンダー
hearthlife.hatenablog.com


101. Murder on the Orient Express
(Agatha Christie)
オリエント急行殺人事件
hearthlife.hatenablog.com


102. Minimalism
(Joshua Fields Millburn / Ryan Nicodemus)
ミニマリズム
hearthlife.hatenablog.com


103. Intelligence and How to Get It
(Richard E. Nisbett)
頭のでき -決めるのは遺伝か環境か
hearthlife.hatenablog.com


104. The Maltese Falcon
(Dashiell Hammett)
マルタの鷹
hearthlife.hatenablog.com


105. The Daughter of Time
(Josephine Tey)
時の娘
hearthlife.hatenablog.com


106. The Creating Brain
(Nancy C. Andreasen)
天才の脳科学 -創造性はいかに創られるか
hearthlife.hatenablog.com


107. One Hundred Years of Solitude
(Gabriel Garcia Marquez)
百年の孤独
hearthlife.hatenablog.com


108. The Joy of Less, A Minimalist Living Guide
(Francine Jay)
hearthlife.hatenablog.com


109. A Mathematician Reads the Newspaper
(John Allen Paulos)
数学者が新聞を読むと
hearthlife.hatenablog.com


110. Kwaidan
(Lafcadio Hearn)
怪談
hearthlife.hatenablog.com


111. iCon - Steve Jobs
(Jeffrey S. Young)
スティーブ・ジョブズ -偶像復活
hearthlife.hatenablog.com


112. The Life-Changing Magic of Tidying Up
(Marie Kondo)
人生がときめく片づけの魔法
hearthlife.hatenablog.com


113. The Analects
(Confucius)
論語
hearthlife.hatenablog.com


114. Jurassic Park
(Michael Crichton)
ジュラシック・パーク
hearthlife.hatenablog.com


115. In Search of Excellence
(Thomas J. Peters)
エクセレント・カンパニー
hearthlife.hatenablog.com


116. The Spy Who Came in from the Cold
(John le Carre)
寒い国から帰ってきたスパイ
hearthlife.hatenablog.com


117. Tell Me Why : The Beatles
(Tim Riley)
ビートルズ全曲解説
hearthlife.hatenablog.com


118. The Thirteen Problems - Miss Marple Mysteries
(Agatha Christie)
火曜クラブ
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119. The Last Lecture
(Randy Paushe)
最後の授業 ぼくの命があるうちに
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120. The Black Swan: The Impact of the Highly Improbable
(Nassim Nicholas Taleb)
ブラック・スワン -不確実性とリスクの本質
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121. Frost at Christmas
(R.D. Wingfield)
クリスマスのフロスト
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122. Discourse on the method
(Rene Descartes)
方法序説
hearthlife.hatenablog.com


123. Hyperion
(Dan Simmons)
ハイペリオン
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124. The Big Ass Book of Jokes
(Rudy A. Swale)
hearthlife.hatenablog.com


125. Ficciones
(Jorge Luis Borges)
ボルヘス伝奇集
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126. Brain Candy: Science, Paradoxes, Puzzles, Logic, and Illogic to Nourish Your Neurons
(Garth Sundem)
hearthlife.hatenablog.com


127. Mastering the Art of War
(Liang Zhuge)
hearthlife.hatenablog.com


128. Dave Barry's Bad Habits a 100% Fact-Free Book
(Dave Barry)
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129. Postmortem
(Patricia Cornwell)
検屍官
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130. Intelligence and the Brain: Solving the Mystery of Why People Differ in IQ and How a Child Can Be a Genius
(Dennis Garlick)
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131. Do Androids Dream of Electric Sheep?
(Philip K Dick)
アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
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132. Blink
(Malcolm Gladwell)
第1感 -「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい
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133. Anne of Avonlea
(L.M. Montgomery)
アンの青春
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134. Surely, You're Joking, Mr.Feynman!
(Richard P. Feynman)
ご冗談でしょう、ファインマンさん
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135. Poirot Investigates
(Agatha Christie)
ポワロ登場
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136. Outliers
(Malcolm Gladwell)
天才! 成功する人々の法則
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137. Dear Enemy
(Jean Webster)
続・あしながおじさん
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138. The Brain and Emotional Intelligence; New Insights
(Daniel Goleman)
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139. Childhood’s End
(Arthur C. Clarke)
幼年期の終わり
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140. Rocket Boys
(Homer Hickam Jr.)
ロケット・ボーイズ
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141. Bonjour Tristesse
(Francoise Sagan)
悲しみよ こんにちは
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142. The Tipping point
(Malcolm Gladwell)
ティッピング・ポイント -いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか
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143. A Technique for Producing Ideas
(James W. Young)
イデアのつくり方
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144. Misery
(Stephen King)
ミザリー
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145. American Accent Training
(Ann Cook)
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146. A Brief History of Time
(Stephen Hawking)
ホーキング、宇宙を語る:ビッグバンからブラックホールまで
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147. PS. I Love you
(Cecelia Ahern)
P.S. アイラブユー
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148. The Daily Drucker
(Peter F. Drucker)
ドラッカー 365の金言
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149. The Game
(Neil Strauss)
ザ・ゲーム
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150. Asimov's New Guide to Science
(Isaac Asimov)
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151. The Flying Classroom
(Erich Kastner)
飛ぶ教室
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152. Integrity: The Courage to Meet the Demands of Reality
(Henry Cloud)
リーダーの人間力
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153. Encyclopedia of Urban Legends
(Jan Harold Brunvand)
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154. How to Solve It: A New Aspect of Mathematical Method
(George Polya)
いかにして問題をとくか
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155. Breakfast at Tiffany’s
(Truman Capote)
ティファニーで朝食を
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156. Freakonomics
(Steven D. Levitt)
ヤバい経済学
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157. Chiken Soup for the Soul
(Jack Canfield)
こころのチキンスープ
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158. Talent Is Overrated
(Geoff Colvin)
究極の鍛錬
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159. 41 Stories
(O. Henry)
O.ヘンリー傑作選
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160. Grit
(Angela Duckworth)
やり抜く力 – Grit
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161. A 3rd Serving of Chiken Soup for the Soul
(Jack Canfield)
こころのチキンスープ(3)
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162. Blondie 24
(David B. Fogel)
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163. Anne of the Island
(L.M. Montgomery)
アンの愛情
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164. Economics for Dummies
(Sean Masaki Flynn)
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165. War Criminal
(Saburo Shiroyama)
落日燃ゆ
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166. Predictably Irrational
(Dan Ariely)
予想通りに不合理
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167. Lolita
(Vladimir Nabokov)
ロリータ
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168. A Concise Guide to Macroeconomics
(David A. Moss)
世界のエリートが学ぶマクロ経済入門
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169. The Elements of Style
(William Struck Jr.)
hearthlife.hatenablog.com


170. Super Crunchers
(Ian Ayres)
その数学が戦略を決める
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171. Anne of Windy Poplars
(L.M. Montgomery)
アンの幸福
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172. A Beginner's Guide to the World Economy
(Randy Charles Epping)
hearthlife.hatenablog.com


173. What Do You Care What Other People Think?
(Richard P. Feynman)
困ります、ファインマンさん
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174. An Inconvienient Truth
(Al Gore)
不都合な真実
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175. Ring
(Koji Suzuki)
リング
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176. In Cold Blood
(Truman Capote)
冷血
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177. Finance for Managers
(Harvard Business School Press)
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178. Genius (The Life and Science of Richard Feynman)
(James Gleick)
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179. Casino Royale
(Ian Fleming)
カジノ・ロワイヤル
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180. Management
(Peter F. Drucker)
マネジメント
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A Beautiful Mind (Sylvia Nasar) - 「ビューティフル・マインド」- 181冊目

ジャンル: ノンフィクション
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★★☆


2018年 明けましておめでとうございます。 今年もマッタリと読書記録、続けていきたいなと思っております。 細く長くのお付き合い、よろしくお願いします。

さて本年の第一弾は「A Beautiful Mind」 若くして天才と評価された数学者ジョン・ナッシュの数奇な運命を描いた実話。 彼が精神を病み世界から忘れ去られた存在となってから数十年経た後の奇跡的な復活の物語です。 本作、ペーパーバックで買いました。 (Kindle 版は分かりませんが) いくつか写真が載っており、若い頃のナッシュはJFKを思わせる大変な男前でしかも筋骨隆々のムキムキマンです。

よく小説に登場する天才数学者の一般的なイメージを全て具現化したようなキャラクターのナッシュ。 天才的な発想、高慢、ロジカル、偏屈、強烈な自己愛、そして同性愛嗜好。。。 やがてschizophrenia (精神分裂症、今では統合失調症と呼ぶようです)に罹ったナッシュ、その後ずっと狂気の世界をさまよいます。  プリンストン大学の構内を徘徊し何かをブツブツと呟きながら数学の難問を解き続けるナッシュは「怪人(Phantom)」と呼ばれていました。 そして25年の時を経て回復し、さらに5年後の1994年、ナッシュはゲーム理論による経済学への貢献でノーベル(財団による)経済学賞を受賞します。 事実は小説より奇なり、まさに波乱万丈の人生。

この伝記を読んで、ぼくとしてはナッシュ本人そのものよりも彼を献身的に支えた奥さんのアリシアの印象が強く残りました。 ナッシュが統合失調症を発症したのはアリシアが彼の子供を身ごもって間もなくのことでした。 自身と息子の身の危険を感じてアリシアはいったんは離婚をするものの、病におかされたナッシュを一人にするわけにも行かずその後ずっと同居して彼の面倒を見続けました。 そしてその25年もの長きに渡っての彼女の献身がナッシュの回復へとつながり、若い頃の研究の成果として、ついに彼はノーベル経済学賞を受賞するまでに至るのです。 
この伝記はノーベル賞受賞を契機に記されたもので、これを原作にしたラッセル・クロウによる映画が2001年に制作され、あらっと驚くストーリー展開もあり、こちらも大変おもしろうございました。
(2001年発刊)


メモ
● 「いったいどうして。。。 どうして理論とロジックの申し子のような数学者である君が、宇宙人がメッセージを送ってくるなどと荒唐無稽な事を信じるものかね? 宇宙人が地球を救おうとして君を使わしたなんて本気で思っているのかい?」 ナッシュはまじろぎもせずしばらく考えた後に静かに落ち着いて答えた。「それは。。それは超自然的な存在、神がぼくに語りかけてくるからなんだ。。数学の素晴らしいアイデアが思い浮かぶ時とまったく同じようにね。 だからぼくとしてはその指示に真摯に取り組むべき事だと考えざるを得ないんだよ」

“How could you,' Mackey asked, 'how could you, a mathematician, a man devoted to reason and logical proof. . . how could you believe that extra terrestrials are sending you messages? How could you believe that you are being recruited by aliens from outer space to save the world? How could you . . .?' "Nash looked up at last and fixed Mackey with an unblinking stare as cool and dispassionate as that of any bird or snake. 'Because,' Nash said slowly in his soft, reasonable southern drawl, as if talking to himself,'the ideas I had about supernatural beings came to me the same way that my mathematical ideas did. So I took them seriously.”


● 学生たちの間で、プリンストン大学の構内をふらふらと徘徊して数学の難問を解き続ける怪人として有名人となったナッシュ。 勉強し過ぎたり人付き合いが悪い学生は「あの怪人みたいになるぞ」なんておどされたり。。。 そんな風に言われつつもナッシュはある種の畏敬の念をもって扱われていたようだ。 もし何も知らない新入生がナッシュのことを邪険に扱ったりしたら、周りの学生たちからすぐに諭されていた。「おい、彼は君がどうやっても太刀打ちできない程の大数学者なんだぞ」

“Among the students, the Phantom was often held up as a cautionary figure: Anybody who was too much of a grind or who lacked social graces was warned that he or she was “going to wind up like the Phantom.”
Yet if a new student complained that having him around made him feel uncomfortable, he was immediately warned: “He was a better mathematician than you’ll ever be!”


さて、本作が記されたその後の二人は。。。
2001年にアリシアと再び結婚。 ナッシュはやっと自らを取り戻しアリシアの元に戻ってくることができました。 彼女の苦労が実を結びました。 本作や映画では、ノーベル賞受賞あたりの時期までのストーリーをカバーしたもので、当然その後の二人については語られていません。 その後の夫妻はどうなっていたのだろう、ナッシュの病気が再発してはいないだろうか、等とかつては思ったり。。。 そしてつい2年程前の出来事。 ぼくはある朝刊の記事を読んでとても驚きました。 今でもはっきりと覚えています。 それは訃報記事でした。 2015年の5月、ナッシュとアリシアは交通事故で亡くなります。 ある権威ある数学賞を受賞したナッシュは妻アリシアとともに海外での授賞式に出席しました。 そしてその帰路、乗っていたタクシーが事故を起こし、夫婦ともに車外に投げ出され亡くなりました。 ウイキペディアで確認したところ、ナッシュが86歳、アリシアが82歳だったそうです。

この訃報記事から見ると、とても残念で悲惨な事故であった事は間違いないのですが、本作に描かれているように若い頃に辛い人生を送った二人にとっては、晩年は仲睦まじく幸せだったのではないかと感じ、せめてもの救いであったような気がします。

A Beautiful Mind

A Beautiful Mind

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Management (Peter F. Drucker) - 「マネジメント」- 180冊目

ジャンル: 経済・ビジネス
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★★☆

ドラッカーの「マネジメント」。 経営書のバイブルとして真っ先に上げられる名著。 分厚い本ですがこれは外せない。 経営はテクニックではなくある意味、哲学的な根幹となる思想が必要だと感じさせられます。 それとぼくがドラッカーに惹かれる点がもう一つ。 この方、「knowledge worker (知識労働者)」となる重要性について再三再四、説かれています。 ドラッカーを読むといつも「学び」の大切さについて思いを深くします。(1974年発刊)


メモ
● ビジネスにおける成功とは常に勝ち続ける事ではない。 むしろ打率のようなもんだ。ミスや失敗も当然起こりうるだろうし、それも織り込み済みでなけりゃ。 失敗しないということは低い目標に甘んじてチャレンジしてないということ。 安パイ狙いだけじゃダメ。

performance does not mean “success every time.” Performance is rather a “batting average.” It will, indeed it must, have room for mistakes and even for failures. What performance has no room for is complacency and low standards.


● 「The Daily Drucker」の感想(148冊目)の時も書きましたが、大事に思うので再掲します。

能力不足、知識不足、不注意、マナーが悪い。 これらは何とか後に改善できるかもしれないが、どうにも救いようもない性質がある。 それは「不誠実」なことだ。

Finally, in its people decisions, management must demonstrate that it realizes that integrity is one absolute requirement of a manager, the one quality that he has to bring with him and cannot be expected to acquire later on.

(中略)

They may forgive a man a great deal: incompetence, ignorance, insecurity, or bad manners. But they will not forgive his lack of integrity. Nor will they forgive higher management for choosing him. Integrity may be difficult to define, but what constitutes lack of integrity of such seriousness as to disqualify a man for a managerial position is not. A man should never be appointed to a managerial position if his vision focuses on people’s weaknesses rather than on their strengths. The man who always knows exactly what people cannot do, but never sees anything they can do, will undermine the spirit of his organization. Of course, a manager should have a clear grasp of the limitations of his people, but he should see these as limitations on what they can do, and as challenges to them to do better. He should be a realist; and no one is less realistic than the cynic.


● 必要データがシンプルなほど、情報として有用である。 量が多ければ良いってもんじゃない。 余計なデータが混じるとかえって情報の価値は落ちる。

The fewer data needed, the better the information. And an overload of information, that is, anything much beyond what is truly needed, leads to information blackout. It does not enrich, but impoverishes.


● ちょっと逆説的に聞こえますが… チームにとって、親近感や共感、個人的繋がりなんて必要ない。必要なのはお互いの役割と各自が何に貢献しているかという事の相互理解だ。それでチームはちゃんと回る。

Team members need not know each other well to perform as a team. But they do need to know each other’s function and potential contribution. “Rapport,” “empathy,” “interpersonal relations” are not needed. Mutual understanding of each other’s job and common understanding of the common task are essential.


● 他の人でもできる仕事は経営者の仕事じゃない。 経営者になったら、今までやっていた日常業務などしてはいけないのだ。 では、経営者がすべきことは何なのか。 その疑問について全ページをかけて答えているのが本書です。

1. It is not top-management work if someone else can do it. Of course, most operating work will be eliminated as top-management work by the analysis of key activities; for top management should never be involved in any other activities. But key activities should then be subjected to the question “Could anyone else in the organization do them just as well—or nearly as well? At least, should there be someone capable of doing them?” If the answer is yes, it is not top-management work.
2. People who move into top-management work should, further, give up the functional or operating work they did earlier. That should always be turned over to someone else. Otherwise they are likely to remain functional or operating people.


● 今持っている業界や会社の知識のみに拘泥して、外の世界に新たな接点を見出そうとしない人は確実に劣化の道をたどる。 見知った取り巻きとのみ繋がっている経営者は、普通の人がどう考えるかという事が理解できなくなってしまう。 そりゃそうなっちゃうでしょう。その方が楽ですからねー。

If they insulate themselves from knowledge other than that peculiar to the industry or to the company, they will soon lose their capacity for technological or social understanding and insight. If they confine their working contacts to people inside the organization, or to people from other businesses who do exactly the same work—as most top-management people are prone to do-they will soon become unable to understand how ordinary human beings behave.


● 本業以外に手を出す多角化は有効なのか? 多くの経営者がやらかしてしまいますが、これはビジネス界で長く信じられている迷信で実際にはたいてい失敗しているそうです。
「今の本業が上手くいかないから、よく知らない業態だけど別のビジネスを始めることにするぞ!」なんて… 上手くいく筈もない。 心すべきはこの言葉。
「もしこの多角化ビジネスでトラブルが起きた場合、我々はどう対処すべきか分かっているのか? もし答えがNoならば、手を出してはならん」

Yet for a long time the belief has been held widely that the business that “diversifies” into many areas is likely to do better than the business that concentrates on one area. The belief is sheer myth and is contradicted by all evidence.
(中略)
The management that knew how to run it is unlikely to stay. And the management that has bought the company does not understand the business and is unlikely to make the right decisions or to put in the right people. Equally, diversification will fail if its aim is to cure the weaknesses and vulnerabilities of a business by going into other and different businesses. It is obviously unsound to say, “Because we are not competent to manage our own business, we better go into another one of which we know even less.” Yet this is, in effect, what a company says which, in order to cure a weakness of its own, acquires another business which supposedly has the needed strengths.
(中略)
In diversification one has to build on strength. Diversification will be successful only if it promises a greater return on what one can do, and do well. It has to be an extension of one’s proven performance capacity. Whenever management contemplates diversification, whether through grassroots growth or through acquisition, it should ask, “If this new business got into trouble, would we know how to fix it?” If the answer is no, one better stay away.


さて、knowledge Workerとなる事の重要性に関連してオススメの一冊を。 James Young「A Technique for Producing Ideas」(143冊目)の感想にも書きましたが、水野学さんの「センスは知識ではじまる」、これはホントに良い本。 ドラッカーの書いている事ともしっくりくるように思います。 少しでも多くの本を読みたいとぼくが思う動機の原動力になっています。 以下、引用再掲。

「センスとは知識の集積である。これが僕の考えです。 センスに自信がない人は、自分が、実はいかに情報を集めていないか、自分が持っている客観情報がいかに少ないかをまずは、意識しましょう。いくら瞬時に物事を最適化できる人がいたとしても、その人のセンスは感覚ではなく、膨大な知識の集積なのです。センスとはつまり、研鑽によって誰にでも手にできる能力と言えます。決して、生まれつきの才能ではないのです。」

そして座右の銘
「学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし」

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Casino Royale (Ian Fleming) - 「カジノ・ロワイヤル」- 179冊目

ジャンル: 小説 (推理)
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★☆☆

イアン・フレミングによる「007」シリーズの記念すべき第1作。 あの映画の原作を読んでいるとは思えないほどのかなり硬派なイメージ。 この第1作目に登場した時点では既に「殺しのライセンス」である「ダブルオー」を与えられているジェームズ・ボンドなのですが、のちの彼のイメージとして付いて回るアクション・スパイとしてのきらびやかなイメージはあまり感じません。 一人間としての等身大の姿が描かれています。 本作、ある意味ビルドゥングスロマンのような気もしますが。(1953年発刊)


メモ
ジェームズ・ボンドの名前が始めて出てくる一節。 彼がバカラが得意だという事でカジノに送り込んで、カードゲームで敵を破産させるようにとの指令。 トリックも何もなく、ギャンブルの真っ向勝負で勝て!、だなんて、MI6さん、そりゃ無茶ぶり過ぎるでしょ。

... anyway he’s got the right man and wants to try him out on the job.’
‘Who is it?’ asked Number Two.
‘One of the Double Os—I guess 007. He’s tough and M thinks there may be trouble with those gunmen of Le Chiffre’s. He must be pretty good with the cards or he wouldn’t have sat in the Casino in Monte Carlo for two months before the war watching that Roumanian team work their stuff with the invisible ink and the dark glasses.


● ボンドと言えばドライマティーニ

A dry martini,’ he said. ‘One. In a deep champagne goblet.’
‘Oui, monsieur.’
‘Just a moment. Three measures of Gordon’s, one of vodka, half a measure of Kina Lillet. Shake it very well until it’s ice-cold, then add a large thin slice of lemon peel. Got it?’
‘Certainly, monsieur.’ The barman seemed pleased with the idea.
‘Gosh, that’s certainly a drink,’ said Leiter.
Bond laughed.


● 食べ物の描写が美味そう。日本のハードボイルド作家、池波正太郎も影響を受けてるんでしょうか。

She finished her story just as the waiters arrived with the caviar, a mound of hot toast, and small dishes containing finely chopped onion and grated hard-boiled egg, the white in one dish and the yolk in another.


● 「ダブルオーと一緒に仕事ができるなんて素敵! オフィスのみんなは私に嫉妬しているの。 だってヒーローですもの。」
「ダブルオーなんて大したことない。誰だって取れるさ。 人殺しになる覚悟があればね。自慢できるようなもんじゃない。」

The office was very jealous although they didn’t know what the job was. All they knew was that I was to work with a Double O. Of course you’re our heroes. I was enchanted.’ Bond frowned. ‘It’s not difficult to get a Double O number if you’re prepared to kill people,’ he said. ‘That’s all the meaning it has. It’s nothing to be particularly proud of.


スクリーンの中のショーン・コネリーロジャー・ムーアから感じる無敵感あふれる人物ではなく、もっと心のゆらぎを持つ人間らしいキャラクターだと感じました。(映画化の際、イアン・フレミングショーン・コネリーを見て「イメージが違う」と映画スタッフにクレームしていたそうです。 後にはこの感想は変わり、ショーン・コネリーを高く評価するようになったそうです。)
拷問されて身も心もズタボロになって引退を考えたり… 見方を変えれば、みんながよく知っている後のジェームズ・ボンドを形作る経験の一つとなったエピソードが本作なのかもしれません。
辛い経験を経てプロフェッショナルに生まれ変わったボンドの心持ちが本作のラスト、彼のセリフの一行に表されているようです。
(ネタバレになるので引用しませんが)

「殺しのライセンス」道に落ちてないかなー。

Casino Royale (James Bond Book 1) (English Edition)

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Genius - The Life and Science of Richard Feynman (James Cleick) - 178冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★☆☆

ファインマンさんシリーズ」の大ファンであるがゆえ、このような本も読みました。 彼の伝記です。 ある程度、量子電磁力学など物理学についての知識がないと少ししんどいかもしれません。 (ぼくはテクニカルな部分はスーッと読み飛ばしてしまいましたが…) 彼に関する話を初めて読まれる方には「ファインマンさんシリーズ」(134冊目、173冊目)の方をオススメ致しますよ。 ロスアラモス研究所での原子爆弾の開発(マンハッタン計画、トリニティ実験)や、金庫破りのエピソード等々、「ファインマンさんシリーズ」を読んだ方にはお馴染みのお話です。(1992年発刊)

自身による回顧録である「ファインマンさんシリーズ」と比べてみて、本書は他者の視点を通す事によって本人の姿が比較的にフェアに描かれていると感じました。 (「ファインマンさんシリーズ」は著者としてファインマン自身の名前がクレジットされていますが、実際には友人であるラルフ・レイトンが聞き書き・編集しているので純粋な自伝とは言えないようです。)


メモ
ファインマンは相手が何日も何ヶ月もかけて解こうとしている物理学の難問について、全ての説明を聞く前に魔法のように謎解きをして見せることがありました。 才能の違いを見せつけられるようで、聞いている方はたまったもんじゃないでしょうね。 天才風に見せる彼独特の「演出」だったのかもしれません。

If the most distinguished physicists and mathematicians believe in the genius as magician, it is partly for psychological protection. A merely excellent scientist could suffer an unpleasant shock when he discussed his work with Feynman. It happened again and again: physicists would wait for an opportunity to get Feynman’s judgment of a result on which they had staked weeks or months of their career. Typically Feynman would refuse to allow them to give a full explanation. He said it spoiled his fun. He would let them describe just the outline of the problem before he would jump up and say, Oh, I know that ... and scrawl on the blackboard not his visitor’s result, A, but a harder, more general theorem, X. So A (about to be mailed, perhaps, to the Physical Review) was merely a special case. This could cause pain. Sometimes it was not clear whether Feynman’s lightning answers came from instantaneous calculation or from a storehouse of previously worked-out—and unpublished—knowledge.


本書、タイトルはGenius(天才)です。 彼の類いまれなる好奇心と明晰な頭脳がGenius と言われる所以だと思いますが、エキセントリックであり少し自己中心的で世間一般で言われる「倫理感」が足りないと感じる行動もあったようでした。 そんなところも天才の魅力のうちだと思うのですが…

Genius: The Life and Science of Richard Feynman (English Edition)

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