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If the Universe is Teeming with Aliens ... WHERE IS EVERYBODY? (Stephen Webb) - 「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由 - フェルミのパラドックス」-98冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック
英語難易度: ★★☆
オススメ度: ★★★☆☆

この広い宇宙には無数の星がある。 きっと地球の様に知的生命体がいる星もあるに違いない。 でも、何で異星人と出会ったという事実が、今になっても証明されていないんだろう。

これは昔から何度となく繰り返されて来た疑問で、フェルミ推定 (昔どこかのIT企業の入社試験に採用されて有名になった推論の方法) で有名なフェルミさんがふと口にした「フェルミパラドックス」だ。 そのなぜなぜに対して49個の思考実験による理由付けと一つの結論が述べられている。これはなかなか面白い。 ユーモアのあるホラ話だったり、ナンチャッテな理由付けも含めて、一つの謎に対して50もの推論を出すというスタンスが科学する心をくすぐる。(邦題「広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミパラドックス」 2002年発刊)


● 解の一つ。「異星人はもうずっと前から地球に住んでおり、ハンガリー人と名乗っている。」 (ロスアラモス研究所にて)
その「異星人」の筆頭と目される人の一人が、その人間離れした知性から、火星人になぞらえる事もあったフォン・ノイマンだ。 現在普及しているコンピュータの原型を作ったり、ナッシュのノーベル経済学賞受賞の元になったゲーム理論を構築したり…

Easily the most brilliant of the Martians, though, was von Neumann. John von Neumann, whom we shall meet again later in the book, was one of the outstanding mathematicians of the 20th century. He developed the discipline of game theory, made fundamental contributions to quantum theory, ergodic theory, set theory, statistics and numerical analysis, and gained fame when he helped develop the first flexible stored-program digital computer. Toward the end of his career he was a consultant to big business ness and the military, allotting time to various projects as if his brain were a time-share mainframe computer.
His ability to calculate in his head the answers swers to mathematical problems was legendary -he routinely beat Fermi whenever the pair had a calculating contest -and his near-photographic memory just added to an aura of unearthly intelligence.

● ネタバレ注意。 本書の結論部分です。

But the only position that is consistent with the observed absence of extraterrestrials and that at the same time supports my prejudices -the only resolution of the Fermi paradox that makes sense to me -is that we are alone.

結論を読むと、二十億光年分の孤独感が増す。 我々の住む地球はだからこそ、かけがえなく愛おしいものなんだな。どこかで、ネリリし キルルし ハララしていないかなあ。

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