ジャンル: 小説(推理)
英語難易度: ★☆☆
オススメ度: ★★★☆☆
以前、本作の舞台を日本に移し野村萬斎がポワロ役を演じたテレビドラマを見た。 それは結構、豪華なキャスティングで、今回原作を読んでいてもぼくの脳内ではそのドラマでの俳優たちが生き生きと演じていた。
古典ミステリーであり、現在ではそれほど驚きの 推理トリックとまでは言えないが当時としては斬新だっただろう。( 「アクロイド殺し」の結末といい、クリスティは先駆者ですね)
オリエント急行のゆったりとした雰囲気が伝わるようで、「世界の車窓から」の映像を見ている様にゆっくりと味わって楽しめた。 また、登場人物も国際色豊かで、よくあるエスニックジョークを読んでいる様だ。 (1934年発刊)
メモポイント
● ミス・メアリー・デブナムがすごくいい。この意志が強く頭の良い美人に対してのポワロの見立て
She was, he judged, the kind of young woman who could take care of herself with perfect ease wherever she went. She had poise and efficiency.
オリエントエクスプレスでの旅行は憧れるねー。 次は007の「ロシアより愛をこめて」でも読もうかな?(映画での格闘シーンは圧巻!)
本作、英語もそれほど難しくなく、「灰色の脳細胞」を使って休日の午後に読む本としては結構なものですぞ、モナミ!
Murder on the Orient Express (Poirot) (Hercule Poirot Series)
- 作者: Agatha Christie
- 出版社/メーカー: Harper
- 発売日: 2010/10/14
- メディア: Kindle版
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