hearthのお気楽洋書ブログ

洋書読みの洋書知らず。永遠の初心者。 まったりとkindleで多読記録を更新中 (ツイッターは、hearth@洋書&映画)

2017-01-01から1年間の記事一覧

Asimov's New Guide to Science (Issac Asimov) - 150冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ かなり分厚い。 なんと900頁近くもあります。 しかしこのジャンルにはまったくの門外漢である僕でも、物理学や生化学に関する全般的な歴史や知識について楽しんで読むことができました。 …

The Game (Neil Strauss) - 「ザ・ゲーム」- 149冊目

ジャンル: ノンフィクション (自伝) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ ナンパ師たちの話。 ぱっと見が冴えない音楽誌ライターのNeil Strauss。 あるきっかけにより彼はPickup Artist(PUA=ナンパ師のこと)の世界に入る。 「Mistery」という名の師匠のもとで…

The Daily Drucker (Peter F. Drucker) - 「ドラッカー 365の金言」- 148冊目

ジャンル: ビジネス・経済 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ ドラッカーの様々な著作から拾った日々の名言集。日めくりカレンダーの「今日のひと言」のように味わって読むべし。 (2009年発刊) ドラッカーの著作全般に感じる事ですが、経営書ではなく松下幸…

P.S. I Love You (Cecelia Ahern) - 「P.S. アイラブユー」- 147冊目

ジャンル: 小説(ロマンス) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ Beatlesに同名の名曲がありますが、それにインスパイアされたのでしょうかね。 最愛の人に先立たれる辛さ。 そして自らが亡き後も遺された人を守り続けようとする愛の深さ。 なんとも哀しくも美…

A Brief History of Time (Stephen Hawking) - 「ホーキング、宇宙を語る : ビッグバンからブラックホールまで」- 146冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 邦題「ホーキング、宇宙を語る: ビッグバンからブラックホールまで」 一般読者への科学啓蒙書ということでベストセラーにもなったそうですが、ぼくにはけっこう難しかったですね。 (1988…

American Accent Training (Ann Cook) - 145冊目

ジャンル: その他 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★☆☆☆ 今回は英語発音の参考書です。 昔、英語検定試験の二次面接対策用として買ったものです。 アマゾンのレビューポイントがとても高かったことが本書を購入する決め手になりました。 英会話の際に特にリエ…

Misery (Stephen King) - 「ミザリー」 - 144冊目

ジャンル: 小説(ホラー) 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ キャシー・ベイツの怪演による同名の映画も有名になりました。 彼女がハンマーを振り上げるシーンのインパクトが強いですね。 ちなみに彼女が演じた女性はアニーという名前なんですが、彼女が「ミ…

A Technique for Producing Ideas (James W. Young) - 「アイデアのつくり方」- 143冊目

ジャンル: その他 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ アイデアの絞り出し方講座。 著者はアメリカの広告代理店の敏腕広告マン。 コンスタントにアイデアを出す秘訣を尋ねられた事がきっかけとなり、「技術としての」アイデアの作り方を本作にまとめました。…

The Tipping Point (Malcolm Gladwell) - 「ティッピング・ポイント - いかにして小さな変化が大きな変化を生み出すか」 - 142冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ マルコム・グラッドウェル 安定の面白さ。 「いかにして小さな変化が大きな変化を生み出すか」という邦題の副タイトルが付けられています。 ほんの些細なきっかけが世界的なブレイクや流…

Bonjour Tristesse (Francoise Sagan) - 「悲しみよ こんにちは」- 141冊目

ジャンル: 小説 (モダンクラシック) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 松任谷由実さんの歌に「セシルの週末」というのがありました。 この本の主人公である裕福な家の奔放娘であるセシルに触発されたのでしょうか。 簡潔な歌詞ですが一つのドラマとなって…

Rocket Boys (Homer Hickam Jr.) - 「ロケット・ボーイズ」 - 140冊目

ジャンル: ノンフィクション(自伝) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 「おーい磯野ー、ロケット飛ばそうぜー」 中島くんの声が聞こえてきそうです。 ガムシャラに情熱を燃やす少年たちによる青春ストーリーは感動モノです。 ソ連の人工衛星スプートニクが…

Childhood's End (Arthur C. Clarke) - 「幼年期の終わり」- 139冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ いかにも神林しおり嬢の好きそうな黒っぽい表紙です。 ハードなSFではなくて思いのほか読みやすい英文。 ストーリー設定が巧みで一気に読ませる内容ですね。 簡単にあらすじを。 ある日宇宙の彼方より…

The Brain and Emotional Intelligence (Daniel Goldman) - 138冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 著者Daniel Goleman と「Thinking Fast & Slow」のDaniel Kahnemanとを、よくごっちゃにしてしまいます。名前は似ているけど別。 タイトルにあるEmotional intelligence は本来ならEIとで…

Dear Enemy (Jean Webster) - 「続・あしながおじさん」 - 137冊目

ジャンル: 小説(児童) 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★★☆ 「あしながおじさん」の続編ですが、本作の主人公はあしながおじさんと結婚した前作の主人公ジュディではなく彼女の親友サリーです。 ぺンディルトン(あしながおじさんのこと)夫人となったジュディ…

Outliers (Malcolm Gladwell) - 「天才! 成功する人々の法則」- 136冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★★ 「一万時間の法則」ってご存知ですか? 本作は有名なこの概念の出どころとなった本です。 邦題は「天才! 成功する人々の法則」。 ちょっと狙い過ぎですねー。 これだと、一山いくらのナン…

Poirot Investigates (Agatha Christie) - 「ポワロ登場」- 135冊目

ジャンル: 小説(推理) 英国難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ エルキュール・ポワロを主人公にした最初の短編集。(1924年発刊) 推理小説界のメインストリームであるホームズ物の設定をキッチリと踏襲しています。 上から目線のホームズと書記 & 讃え役ワトソン…

Surely, You're Joking, Mr. Feynman! (Richard P. Feynman) - 「ご冗談でしょう、ファインマンさん」 - 134冊目

ジャンル: 自伝 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★★★ 「オススメ本を敢えて一冊に絞るとすれば?」と誰かに尋ねられたら、散々迷うでしょうが間違いなくトップテンのラインアップに入れると思う本があります。 それは「赤毛のアン」(95冊目に感想)と、この「フ…

Anne of Avonlea (L.M. Montgomery) - 「アンの青春」- 133冊目

ジャンル:小説(児童) 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★★☆ アンブックスの第二巻。 一巻の頃の快活さを持ちつつも、少し大人になったアンに出会えます。 弱冠16歳にして地元の小学校の先生の経験を経て、名門大学への進学を目指すアン。 大好きだったマシュー…

Blink (Malcolm Gladwell) - 「第1感 - 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい」- 132冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★★☆ マルコム・グラッドウェルの科学読本の一つ。 これはどんどん続きが読みたくなってしまうタイプの面白本。 オススメです。 最初の一瞬で得られる情報量をナメてはいけない! 手間暇かけて…

Do Androids Dream of Electric Sheep? (Philip K. Dick) - 「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 - 131冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 「電気羊」はSF界の金字塔。 文体は思いのほか平易で読みやすく、ストーリーもそれほど難解ではありません。 ヒトの感情をコントロールする機械が出てくるなんて、星新一のショートショートに出てきそ…

Intelligence and the Brain: Solving the Mystery of Why People Differ in IQ and How a Child Can Be a Genius (Dennis Garlick) - 130冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★★☆ 知性と脳の働きについて手当たり次第に読んでいた頃に出会った本の一つ。 かなり読みやすいです。 こういった科学読本系の中で、難しい専門用語が使われずシロウトにも読みやすいものがた…

Postmortem (Patricia Cornwell) - 「検屍官」- 129冊目

ジャンル: 小説(推理) 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 痛そうな描写が苦手です。 家の中をバタバタと走っていて小指をタンスのカドにぶつけるとか、カミソリの背と腹を間違えて指でスーッとやるとか… 少し話は逸れますが、前にサルバドール・ダリ展を観…

Dave Barry's Bad Habits a 100% Fact-Free Book (Dave Barry) - 128冊目

ジャンル: その他 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★☆☆☆ 落語が好きです。 特に全盛期の笑福亭仁鶴や桂枝雀など上方落語が特に好みですねー。 まだ朝丸と名乗っていた頃の桂ざこばの「阿弥陀ヶ池」っていうネタがあるんですが、これが面白いんですよ。 オスス…

Mastering the Art of War (Zhuge Liang) - 127冊目

ジャンル: 古典 英語難易度: ★★☆ オススメ度: ★★★☆☆ 中国の人名の英語表記って、パッと見て誰のことだか分からないですよね。 「Sun Tzu 」が孫子だとか… さて、 ここで問題です。 この兵法書「孫子」の解説書を著した「Zhuge Liang」って誰でしょう? 有名…

Brain Candy: Science, Paradoxes, Puzzles, Logic,and Illogic to Nourish Your Neurons (Garth Sundem) - 126冊目

ジャンル: サイエンス・ロジック 英語難易度: ★☆☆ オススメ度: ★★★☆☆ 試験勉強中の女子高生ヨミいわく、「シュークリーム分が不足してきた!」(出典: あずまんが大王) けだし名言である。 ぼくはそれほど甘党ではありませんが、普段使わない頭を酷使した時に…

Ficciones (Jorge Luis Borges) - 「ボルヘス伝奇集」- 125冊目

ジャンル: 小説(ファンタジー) 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ ボルヘスの「伝奇集」。 (1944年発刊) 自分はまだボルヘスを読む力量に達していないことを確認するために読んだようなものでした。 ベースとなる西洋文学の知識が無いと、なにがオマージュ…

The Big Ass Book of Jokes (Rudy A. Swale) - 124冊目

ジャンル: その他 英語難易度: ★☆☆ オススメ度 ★★☆☆☆ 正直言ってあんまり中身のない本。(すんません) 結構なボリュームですが、暇つぶしにはもってこいで英語も難しくありません。 ジャパンタイムス紙の伊藤サムさんによると、洋書の多読はカンタンな本をた…

Hyperion (Dan Simmons) - 「ハイペリオン」- 123冊目

ジャンル: 小説(SF) 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ それなりに面白く読めましたがそれにしても長いですね。「ハイペリオン」、続編の「ハイペリオンの没落」ともに、このタイトルはジョン・キーツの叙情詩から取っているそうです。(もちろん読んだこと…

Discourse on the Method (Rene Descartes) - 「方法序説」-122冊目

ジャンル: 哲学 英語難易度:★★★ オススメ度: ★★☆☆☆ デカルトです。 哲学書にも挑戦してみました。 これまで難解な本は避けようとする恥の多い生涯を送ってきたのですが、この「方法序説」は英訳で再読してもよいかなと。 というのも、むかし岩波文庫で読んだ…

Frost at Christmas (R.D. Winfield) - 「クリスマスのフロスト」 - 121冊目

ジャンル: 小説(推理) 英語難易度: ★★★ オススメ度: ★★★☆☆ 本作はシリーズの第1作目。 ずいぶん前になりますが前評判が高かったので読んでみました。 シュッとした名探偵が出るわけではありません。 口とガラの悪いフロスト警部が登場、難事件を解決するとい…